高感度ノイズの消し方
高感度ノイズとは
お気楽天体撮影において重要なことはいかにして露出時間を短時間にして天体写真を撮るかになります。時間が短いことはノータッチガイドで撮れるということで、本格的ガイド撮影しなくて済むということでもあります。
しかし、デメリットは露出時間が少なければ星が当然写らないことです。このデメリット、散開星団ではあまり気になりませんが、球状星団、系外銀河、星雲ではもろ影響を受けます。
では、どうしたら露出時間を短くできるのでしょうか? それはISO感度を上げることです。ISO400よりも800の方が2倍明るく、同じ星を撮るなら1/2の時間で済みます。ISO1600なら1/4の時間です。
なら、限界値まで上げればいいじゃないかとなりますが欠点があります。これは高感度ノイズが発生するのです。この高感度ノイズは写真がざらざらしていくものです。そして、やっかいなのは気温15度を超えるととたんに目立ち始めます。
これを消すにはどうしたらよいでしょう。
たくさんコンポジットする
色々試しました。ソフトウエアでノイズ消しを行う、ダーク減算処理をきちっと行う、カメラについているノイズリダクションを強めに設定する。
しかし、コンポジットに勝るものはありませんでした。
コンポジットとは何枚も写真を重ねていきます。重ねる際は星像をきちっと合わせていきます。そして、不透明度を2枚目は50%、3枚目は33%、4枚目は25%、5枚目は20%と1/2、1/3、1/4、1/5にしながら合わせていきます。
そうすると星は重ね合わさりきちんと写りますが、ランダムに発生するノイズは重ね合わないので薄くなっていきます。面倒ですが有効な手段です。
お気楽極楽撮影の基本テクニックです
お気楽天体撮影において重要なことはいかにして露出時間を短時間にして天体写真を撮るかになります。時間が短いことはノータッチガイドで撮れるということで、本格的ガイド撮影しなくて済むということでもあります。
しかし、デメリットは露出時間が少なければ星が当然写らないことです。このデメリット、散開星団ではあまり気になりませんが、球状星団、系外銀河、星雲ではもろ影響を受けます。
では、どうしたら露出時間を短くできるのでしょうか? それはISO感度を上げることです。ISO400よりも800の方が2倍明るく、同じ星を撮るなら1/2の時間で済みます。ISO1600なら1/4の時間です。
なら、限界値まで上げればいいじゃないかとなりますが欠点があります。これは高感度ノイズが発生するのです。この高感度ノイズは写真がざらざらしていくものです。そして、やっかいなのは気温15度を超えるととたんに目立ち始めます。
これを消すにはどうしたらよいでしょう。
たくさんコンポジットする
色々試しました。ソフトウエアでノイズ消しを行う、ダーク減算処理をきちっと行う、カメラについているノイズリダクションを強めに設定する。
しかし、コンポジットに勝るものはありませんでした。
コンポジットとは何枚も写真を重ねていきます。重ねる際は星像をきちっと合わせていきます。そして、不透明度を2枚目は50%、3枚目は33%、4枚目は25%、5枚目は20%と1/2、1/3、1/4、1/5にしながら合わせていきます。
そうすると星は重ね合わさりきちんと写りますが、ランダムに発生するノイズは重ね合わないので薄くなっていきます。面倒ですが有効な手段です。
お気楽極楽撮影の基本テクニックです
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